Delviolin : Gotsu no インタビュー

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1)Gotsu、あなたの時間を割いてくれてありがとう、あなたはチリからのインタビューをどのように感じますか?

Gotsu : こちらこそオファーを有難うございます。まずは自己紹介させてください。Gotsuこと後藤勇一郎(Yuichiro Goto)です。はじめまして!ヴァイオリニストであり作編曲家でもあります。そのスキルを生かし、オリジナル楽曲を中心に自分が感じた季節感を音で表現する事にこだわった「私季サウンド(SHIKI Sound=Sound of My Seasons)」を提唱し、アルバム「私季(SHIKI=My Seasons)」をベースに繰り広げる「私季コンサート(SHIKI Concert)」を活動の中心としています。
さて本題に戻り、アルバムをリリースする度にインタビューを受けさせていただいていますが、今までだと出版社や新聞社、ラジオ局等を順に足を運んで受けていたものが今やメールのやり取りだけで済んでしまう。ましてや簡単に受けることは出来ない海の向こうからのオファーも、こうして手軽に受けられるインターネット時代の便利さを痛感します。しかも未だ訪ねたことがない南米チリからのオファー、大変光栄です。

2)あなたがミュージシャンになることにインスパイアされたのはなんですか? また、なぜあなたはクラシック音楽を選んだのですか?

Gotsu : 次の質問と答えが重なりますが、4歳というまだ物事の分別がつかない年齢で楽器を手にしたため、選んだというよりは既に道が定められていたという感じです。ただ小さい頃からクラシックやポップス、邦楽や洋楽などジャンルを問わず耳にしていたので、その道のりの中でインスパイアされた音楽は多種多様でありクラシック音楽を選んだという意識はなく、たまたま手にした楽器がヴァイオリンというクラシックに特化した楽器だったという事になります。

3)あなたがプレイすることを学んだ最初の楽器は何でしたか?

Gotsu : ヴァイオリンです。4歳の頃、近所の同じ歳ぐらいの子供がヴァイオリンケースを持っているのを見て、あれが欲しいと言ったのがきっかけだと親から聞いています。おそらく中身の楽器ではなくケースが欲しかっただけと想像しますが、それが運命の分かれ道でした(笑)

4)あなたの音楽の影響と現在の好きなアーティストを教えてください。

Gotsu : 影響を受けた音楽は前述の通り数知れず、様々なジャンルの音楽を耳にしてきたので、特定の音楽やアーティストを挙げる事は難しいですが、クラシックにおいては作曲家としてR.Schumann、R.Strauss、A.Dvořákが特に好きで度々演奏していましたし、今やっているコンサートでも取り上げている作品です。ポップスは挙げ始めたらきりがないですが、洋楽ではPolice、Stingは特にお気に入りでした。あとはジャズやフュージョンでEric Marienthalとか。
J-POPに関しては、学生時代に佐野元春さんや山下達郎さんを始めとするニューミュージックと言われていた時代の音楽を愛聴していました。他にも岡村靖幸さんの常に前を行くサウンドが好きで、前述のアーティストも含め今でも尊敬する日本のアーティストです。自分自身がプロになってからそういった方々とプレイヤー、そしてアレンジャーとしてコラボレーションさせていただいている事が自分の誇りにもなっています。
今はDirty Loopsがかなり気になっていますね。彼らはとにかく上手い。そして楽曲もポップでスリリングで様々な要素が融合されている、新しさの中にどこかで聴いた事があるようなテイストもあり、色々なヒットチューンに触れながら今のスタイルを作り上げたのではと感じます。

 

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5)日本のクラシック音楽について教えてください。それは人気があるのでしょうか。

Gotsu : 根強い愛好家のおかげで成り立ってはいると思いますが、ファンの数がポップスとクラシックでは決定的な差があります。
ただ今の時代、インターネットの弊害でCDなどの音楽メディアが衰退しつつある中、ライブでしか味わえないその場で感じる音楽が見直されている事を実感しているので、クラシック音楽の良さでもあるコンサートでしか味わえない空気感や迫力、ハプニングを含めたその場でしか感じられない様々な要素をもっとアピールしていきたいと思っています。

6)あなたは海外でプレイしましたか?あなたは私たちの国、チリの何かを知っていますか?

Gotsu : あまり海外での演奏経験はありません。思い返してみるとシンガポール、マレーシア、インドネシア、台湾、NY、LA、というあたりでしょうか。最初に海外で演奏したのはまだ10歳の頃にシンガポールにて。父親に連れられて今でも欠かさず取り上げる、V.Monti作曲のCsárdásをコンサートで演奏しました。又公式サイトのプロフィールにもありますが、1997年にNYの国連総会議場で演奏した事はよく覚えています。その時もCsárdásを演奏しましたが、終演後に国連職員と思われるタイの方が、自身がはめていた翡翠の指輪をブラボーと言って私にプレゼントしてくれたからです。あとで調べてみるとその方にとってとても大事なものだったようなので、非常に感慨深いものがあります。
残念ながらチリを含め南米には行ったことがありません。いつかは行ってみたいですね。自分はサッカーが好きなので、チリといえば好きな選手の一人だったMarcelo Salasを思い出します。

7)どのようにしてMr. Mana Malice Mizer / Moi dix Moisと一緒に活動するようになったのですか?
彼らはあなたと会う前から、一緒に活動していたのですか?

Gotsu : まずチリのメディアの方がMalice Mizerを知っている事に驚きを隠せません。
今まで100、いや200を優に超えるアーティストのレコーディングに参加させていただいていますが、その中の一アーティストで、参加したのは随分前の事なので残念ながら覚えている事は少ないのですが、出会いの発端は知人である作曲家・中川幸太郎氏からのオファーにより彼がアレンジをした譜面を演奏した事がきっかけです。アグレッシブなバンドで、演奏した譜面もテクニカルでスピーディーなものが多かった記憶があります。他の国でも同様かもしれませんが、日本の場合アレンジャーやプロデューサーを介してのセッションが多く、アーティストとの距離に少々の隔たりがある事から、自分がアレンジャーの立場でない限りあまり深い関わりにはならない傾向があります。ただメンバーはルックスから来るイメージと違いとても好青年という印象でした。

ちなみに中川氏とは今でもお付き合いがあり、日本で有名な子供に人気のヒーロー番組「仮面ライダー」シリーズの彼が作る音楽に参加させていただいています。

 

8)あなたが活動をともにしたアーティストやバンドとMizer / Moi dix moisと一緒のあなたの活動は別ですか?

Gotsu : この質問の意味が計りかねますが、今までセッションした数多くのアーティストはそれぞれ音楽性も世界観も違うので、音楽のアプローチはそれぞれに合わせて様々な要素を含んで演奏しますが、良い演奏をする、つまり音色や感性、正確なタイミングによるリズム感など、音楽に求められる部分はクラシックもポップスも、ポップスの中でもどのアーティストによっても普遍的なものなので、そこに関する意識は変わりません。

9)あなたのソロのレコーディングは何ですか?

Gotsu : 自己紹介でもお伝えしたように、今はライフワークとして「私季サウンド」にこだわり、ヴァイオリンとピアノというクラシカルな編成で、クラシックスタイルは勿論の事、ポップス、ジャズ、ラテン、フュージョンなど本来ならリズム楽器を必要とするジャンルも、このシンプルな編成で挑んでいます。丁度今年セカンドアルバム「私季II(My Seasons II)」をリリースしました。オリジナル曲が中心で、春夏秋冬それぞれの季節感を描いたオリジナル作品のワルツ組曲「私季」がメインとなっていますが、もう一つの表題曲として、ファーストアルバムのアルバムタイトルをそのまま楽曲のタイトルにして収録した「Glorious Season’s Poetry」は、CDならではの作り込みをするべく、J-POPを始め様々なシーンで活躍するLA在住のプロデューサー・村山晋一郎氏にトラックメイクを依頼し、コンサートでのスタイルとは相反してPopでCatchyなサウンドに仕立て上げています。他にもこだわりの無伴奏ヴァイオリン、私季サウンドのもう一つの方向性である無伴奏ヴァイオリンデュオなど、自身が今出来る事を精一杯やり遂げた作品となっています。公式サイト・GOTSU.NETではデモ音源の視聴も可能なので是非アクセスしてお聴きください。

10)あなたが、より仕事を楽しむのはどこですか? ライブ?スタジオ?

Gotsu : どちらもそれぞれに楽しみがあり選ぶのは非常に難しいですね。スタジオでのセッションは精度高く完成されたものをオーディエンスに届けられる安心感がありますが、やっぱり目の前にいるオーディエンスのためにリアルタイムで演奏するのが音楽家にとって一番であると思います。

11)私たちは、前回日本での生活が困難であることを学びました。 今の状況はどうですか?

Gotsu : それが震災の事を言っているのだとしたら、自分は被災地から離れた場所が拠点であり、間接的には色々とあったとしても直接大変な思いをしたわけではないので、被災地の方々の苦労を計りかねるところがあります。おそらく想像を絶する苦労がまだ続いているのではないかと思いますし、当時隠されていた事実が今になって報じられたり、またその報道も少なくなってきた今はこの災害が風化しない事を願うばかりです。チリの方々には他の国の方と比べてご理解いただける部分が多いのではないかと推察します。

12)あなたについて話していただけますか?時間を割くあなたの趣味は何ですか?身長は?

Gotsu : 音楽しかやってきていないので、ここまで自分についてかなり語ってしまっていますが…趣味、うーん、色々とありますがスポーツ観戦、映画鑑賞、写真、…etc。チリの方には縁がなかったですが日韓W杯では5試合ほど観戦に行きました。チケットの入手が大変でしたがそれも楽しい思い出です。
インタビューで身長を聞かれたのは初めてですが(笑)身長は173cm、典型的な日本人体型です。

13)2015年のあなたの計画は?

Gotsu : 何より再開した「私季コンサート」を数多くこなし、今年リリースしたアルバム「私季II」を一人でも多くの方にお届けしたい、その一点に尽きます。

14)インタビューの終わりに、読者へのメッセージがありますか?

Gotsu : Web Magazineという事でどの国の方がご覧になるかわかりませんが、言葉と違ってまさに世界共通言語である音、言葉のようにストレートに表現する事は難しいですが、この音を通じて日本にとどまらず世界各国の方々に自分の音楽を伝え、そして共有していただければ嬉しいです。
公式サイトやYoutubeなどで音や映像を配信しています。日本語のみのサイトですが翻訳サイトを駆使して是非アクセスしてみてください。いつか皆様と音を通じてお会いする日を楽しみにしています。

Yuichiro Goto Official Web Site “GOTSU.NET
http://gotsu.net

Yuichiro Goto Official Facebook
http://www.facebook.com/GOTSU.NET.official

GOTSU.NET Official YouTube Channel
http://www.youtube.com/user/GOTSUNET

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