オーストラリアからロケット ー ナインゼロ

 

Ninezero

 

1)Ninezeroさん今日はお時間ありがとうございます。チリから世界へと向けインタビューされることについてどう思いますか?

 

Ninezero :

とてもすごいことだよ!高校時代の友達がチリ人で、チリには昔から興味があったしね。いつかは訪れてみたいところだよ。君が僕の音楽について興味をもってくれてとても嬉しく思う。

2)極東の国日本でオーストラリア人が何をしているんですか?

Ninezero : いい質問だね。1998年に最初に日本を訪れるまで全く興味がなかったんだ。でも実際に訪れて素晴らしくユニークな場所だってことがわかって、もっと知りたい見てみたいと思ったんだ。オーストラリアに戻ってから何年か住めるようにお金を貯めたんだ。その何年かっていうつもりがいつの間にか16年住んでしまっているけどね。自分も信じられない。もうひとつの理由としてはオーストラリアの音楽シーンがとても孤立していたことかな。オーストラリアは世界からは程遠くて、インターナショナルなキャリアはそこでは望めなかったんだ。日本ではGuitar FreaksやDrum ManiaをはじめテレビCMやプレステのゲーム等、国際的な会社の楽曲提供をたくさんしているし。オーストラリアにいたら絶対に出来なかったね。

3) 音楽の世界でこうして活躍されていますが、楽器は何か弾けますか?

Ninezero :  最初のコンサートは6歳の時。学校のイベントで歌ったんだ。すっごい気持ちよかった!観客が笑って一緒に歌っている姿を見た時の感覚が最高だったよ。高校に入学すると学校の合唱団に入ってシドニーじゅうをパフォーマンスしたりテレビCMも出演したんだ。13歳の時にミュージカルで歌ったこともある。その時は歌に踊りにセリフも覚えなくてはいけなくて、いい経験だったよ。3年間くらいやったかな。その後はハードロックやへヴィメタルの世界にのめり込んだんだ。そしてロックバンドをしたいと思った。パワフルで反逆的な感じが自分にはピンときたんだ。ロックからは本当にエネルギーをもらえた。それからすぐ日本に来たって感じ。

 

4)ソロバンドNinezeroの前はどんな音楽活動をしていましたか?

Ninezero :   来日して初めてのバンドはRaiden(雷電)というグループだった。日本の文化についての曲をかいたよ。楽しかった。ミニアルバムもリリースしたし、メタル雑誌BURRN!のレビューでもいい点をもらったよ。その後は自分のソロ活動とスタジオミュージシャンとしての活動に専念しようと思ったんだ。

 

5) オーストラリアのミュージックシーンの現実について何か教えてもらえますか?誰か知っておいた方がいいバンドとか?

 

Ninezero :

多くのメジャーなバンドはオーストラリアを去り海外を拠点に活動しているよ。自分も同じく。オーストラリアは世界からは程遠いし、音楽市場も小さい。もちろん音楽の質とは全く関係ないけど。僕の意見だけどオーストラリア出身でいいバンドでお薦め出来るのはThe Screaming Jets、Hoodoo Gurus   、INXS                                        , Midnight Oil        、 Rose Tattoo                                    、Cold Chisel           、Jimmy Barnes              、 The Angels                  そして勿論AC/DC        だね。オーストラリアのアーティストは新鮮で生き生きしている音楽づくりが得意だと思う。オーストラリアのロックを聞くたびに友達とバーベキューパーティーをしたくなるんだ。

6) 日本に住む前、日本のミュージシャンやファンたちと事前に連絡は取り合っていましたか?

 

Ninezero :

日本に来る前は全くこっちのミュージシャンやファンらとは連絡を取り合っていなかったよ。未開の地へ飛び込んでいったね。何でも自分でしなければならなくて、認められるまで何年もかかった。ある意味運も良かったかもしれない。例えばライブをした時に会う人々。その人々がまた誰かの知り合いだったり、そこからまた繋がったり。一番大切なことはライブでは来てくれた人と仲良く話したりしてコネクションをつくっていくことだ。自分はいつもクレイジーなメタルシンガーになるよう努めてる。ファンと話したり彼らに敬意を表することはとても大事だ。彼らは働いて稼いだ大事なお金を使って自分のライブを観に来てくれる。だから期待以上のことをしなければならない。それに拳を高く上げさせたり何かリアクションを起こさなくてはならない。ファンたちが何かリアクションをして帰宅してくれるのであればそれはいいことだと思う。単に何かまた知らないバンドがプレイしているね、ということでなく彼らを驚かす何かを与えなくてはね。

 

 

 

7) 日本の業界へ足を踏み入れる際どうだったか覚えていますか?ものの見方が変わったとか。

Ninezero :

多分それは急にこうなったわけではなくゆっくり起こったことだと思う。Raidenやソロバンドで定期的にライブをやっていたんだ。これが自分というブランドを売る手段だったしコネクションを築いていくのに大切なことだった。最初に一番驚いたのは日本人は本当に音楽に対して熱心だった。日本人がどれだけ生活の中で音楽を楽しんでいるかってことに本当に感動したよ。ファンはいつもサポートしてくれる。そして新しい音楽にも門戸を開いてくれる。日本で音楽で生計を立てるのはとても難しい、外国人の場合はもっとだ。上手くいってはまた落ち込んだり。諦めないでやり続けるしかないんだ。今年に入ってからだって既に上がったり下がったり、人生なんてこんなもんだよ。

8) 日本で「外人」と呼ばれることについてはどう思っていますか?

Ninezero :

単なる言葉でしかないかな。日本では人種差別はオーストラリアに比べて少ないと思う。人種差別はどの文化でもあるし、それもまた生活の一部だったりする。もちろん外国人であるが故にここで出来ないこともあるし、でもその反対に外国人だから出来る新しいこともある。余計なことは置いといてステージでベストを尽くすことが第一さ。自分にはたくさん入墨が入っているし、日本では入墨はタブーなんだ。まとめると日本人というのはとても礼儀正しくて、殆どの場合外へ出さずに抱え込むタイプという感じかな。とても尊敬しているよ。

9) 今まで日本の企業とコラボしてきたなかで一番楽しかったことは何ですか?

Ninezero :

どれも素晴らしくてとてもプロフェッショナルだったね。一番楽しかったのは多分株式会社ミュージックネットワークとの仕事が一番楽しかったかな。彼らは音楽のフリーペーパーを発行していて代表の三谷氏とはよく仕事をするんだ。いい関係を築けたし自分の英会話教材Rockstar Englishの出版元でもあるんだ。常に彼らとは新しい仕事を楽しくさせてもらっているし、三谷氏はBlood Sabbathのギタリストでもある。という感じでたくさん一緒に仕事をしているよ。

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10) Ninezeroのサポートメンバーは誰ですか?スタジオプロジェクトですか、それともライブで演奏してますか?

Ninezero :

Ninezeroは自分のステージネーム。ソロバンドもあったんだけど今は止めていて、現在3つのバンドのメンバーを務めている。Maziora The Band,、Kick Star BabiesそしてBlood Sabbathだ。Maziora The BandのメンバーはKentaro (Gargoyle) 、恩田快人(Judy & Mary・Zamza,・Presence)  そしてHimawari (Dustar-3・Sex Machineguns)。

 

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11)Maziora The Bandのメンバーとはどうやって出会ったのですか?

Ninezero :

バンドを始める前からHimawariとは長年の友達だったんだ。新宿界隈で飲み歩いたりよくしていた。ある夜一緒にバンドしないかって話になって。それがMaziora The Band。彼がKentaroと快人を紹介してくれた。今は皆すごく仲良しだよ。Kentaroとはよくビアガーデンにも行ったりするし、ライブをやったりゲームソフトの曲を作ったりね。

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12) 村井 研次郎とのコラボはどうでしたか?
Ninezero :

すごかったよ。彼のベース教則本で歌えるシンガーを探していたんだ。スクリームして楽しんだね。彼の誕生日には一緒にプレイしたり、とてもいい奴さ。彼の才能には尊敬するし、よく一緒に遊んでるよ。

13) Kenzero、Blood Sabbath、Kick Star Babiesについて教えてくれますか?

Ninezero :

KenzeroはKentaroとのプロジェクトで、ゲーム会社に楽曲提供をしようと思って数年前に始めたんだ。子供たちが何年も楽しめるゲームの音楽をつくるってとても楽しい仕事だよ。まだリリース前だからゲームの名前は出せないけど、とてもいい楽曲が出来たんだ。

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Blood Sabbathは2011年の大震災後福島でライブをする時にシンガーを探していたんだ。原子力反対をサポートするためのライブで、その後定期的に一緒にライブをするようになった。今度トニー・アイアオミに捧げるチャリティーCD、The Great Leftyをレコーディングするんだ。

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Kick Start Babiesのメンバーは昔自分のソロバンドでプレイしてくれてたんだ。だから彼らと一緒にバンドをするのもいいかなって思って。このバンドで演奏する音楽は楽しくてパーティーロックな感じだよ。この秋に最初のCDをレコーディングする予定。

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14) Zero Productions Entertainmentについて教えて下さい。

Ninezero :

ゲーム会社に楽曲提供する際に立ち上げた会社なんだ。それと日本人に英語を教えるために英語教材をシリーズで制作している。The Rockstar Englishシリーズは音楽をテーマに英語を学べるんだ。教材自体は音楽を教えるわけではないんだけど日本人が興味を持っている色々なトピックを盛り込んである。とても楽しいプロジェクトで日々忙しくしているよ。

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15)  ミュージシャンとしてやりたいことはやりつくしたと思っていますか?

Ninezero :

全然まだまだ。やりたいことの一つとして子供の音楽も作ってみたい。2014年に息子が生まれて、それから子供向けの教育的な歌も作ってみたいと思うようになった。それと日本語オンリーで歌うバンドも作ってみたい。今まで英語でしか歌ったことがない自分にはビッグチャレンジになるけどね。

16) 自分の音楽嗜好と趣味について教えてもらえますか?

 

Ninezero :

 

音楽なら何でも興味あるね。クラシックを聴くときもあるし、ポップスやソウルなんかも。気分によってね。凄い疲れている時はピンクフロイドをよく聴いている。仕事している時はクラシックを聴いたり。ツアーに出ている時はThe Screaming JetsやThe Poorなどオーストラリアのバンドを聴いたりしているし。音楽は気持ちと同じ、自分の感情によって聴く音楽が変わるんだ。

 

17) 西洋で日本の音楽の将来はどうなると思いますか?批評は?

Ninezero :
ひとつ言えることは日本のアーティストは英語で歌うべきだと思う。海外で成功するにはそれしかないよ。殆どの日本の音楽は国内のマーケットにしか目を向けていない。オリンピックが変わるきっかけになるといいけどね。自分の英語教材がアーティストたちが英語で歌詞をかいて歌ういい手助けになるといいけど。

 

18) 2015年の予定は?

Ninezero :

今年の目標は自分の英会話教材シリーズを完成させること。既に2年以上かかっていてやっと終盤にきているんだ。シリーズの残りを今年と来年頭にリリースしようと思っている。残念ながら現状日本のアマゾンでしか購入出来ないんだけどね。チリでも自分の教材で英語を学びたいというファンがいたら今後海外展開もするかもしれない。今の教材は日本人ファン向けのものだけど、教材には文化についての具体例がたくさん出てくるから他の国の人たちが日本について何かを学べるいい機会でもあるし。
とはいうものの、Maziora The Bandのライブでロックするのももちろんさ。既に年内ライブの予定も出ているし、3枚目のアルバムを製作することも考えている。Kick Start Babiesは初のアルバムを製作する予定だし、Blood Sabbathはオリジナルのデビューアルバムを作るかもしれない。忙しい一年になるよ。忙しいことはいいことさ、Busy rockin!

19)  最後に読者へのメッセージをお願いします。

Ninezero :

このインタビューを読んでくれているチリの皆どうもありがとう。そして自分の音楽と将来リリースされる本を楽しみにしていて欲しい。どこの国の人たちだって音楽が僕らをひとつにしてくれる。ロックという家に暮らす家族さ!メタルしよーぜ!

 

 

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Links and info :

www.ninezero.net
www.kickstarbabies.com
www.mazioratheband.com
www.rockstarenglish.net
www.zeroentertainmentproductions.com
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